【マルク・ヴィヴィアン・フォエの不慮の事故死について】

選手は長いシーズンを終えて心身ともに疲労の極限に達している。

昨年ワールドカップ出場した選手は休みがほとんどなし。

今年も休養は短期間、来年は欧州選手権でヴァカンスなし。フランス選手は3年間休養らしきものが取れない。

それなのにこの大会は中2日の殺人的な強行日程。選手は心身ともにヴァカンス。コンフェデレーション・カップ大会は、FIFAの金儲けに選手が酷使されている。

選手の素材はサッカー界の財産を大切にして、保護することもなく酷使することは自殺行為に等しい。

カメルーンのMF巨漢のマルク・ヴィヴィアン・フォエは事故死に遭遇することもなかった。

カメルーンの首都やウンディで話したことがある。巨漢だが、柔和な笑顔、物静かで優しい態度が印象的だった。

決勝戦は、沈んだおよそスポーツとはかけ離れたお通夜のような試合だった。

その表彰式でFIFAの会長ブラッタ−だけが満面な笑顔で優勝トロフィーを渡してい。 

フォエの冥福を祈る。 

 

 

2003.6.30.return to home 】【 return to indexreturn to football-index