【中国電力マラソン3人衆、世界を制する】
日本男子マラソンがわずかに回復してきたか?中国電力チームの油谷、佐藤、尾方らが、世界を相手に団体優勝した。
油谷は前回同様の5位、2時間9分26秒、佐藤は2時間10分38秒で10位、尾方は2時間10分39秒で12位だった。この中国電力3人と清水は2時間13分19秒で21位。但上位3人ベストの記録で団体戦を競うものだ。
それほど期待されていなかった男子マラソン。中国電力の坂口監督の指導が実を結んだ。現役時代はそれほどの実績を残せなかったが、若い電力会社がメキメキ強くなり、中国電力会社の単独チームで世界を制止した。
優勝は伏兵のガリブ(モロッコ)が、サンマルタン運河沿いの33km地点でスパート。レイ(スペイン)と最後まで争う。自分でも優勝は驚いたかとの質問に"それほどではない。このレースのためにハード練習を積んできたからだ"とコメントする。
レース中にはいろんなことが起きる。レース15km地点でレース中に、エチオピア選手とアンゴラの選手が数人、小競り合いを起こした。