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【日本女性がまたまた強くなった、山中美和子世界クロカン4位に入賞!】 |
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山中美和子(24才、ダイハツ)が、欧米で最も盛んなクロスカントリー世界選手権シニア女子ロング・レースで4位になった。日本では専門家以外、残念ながらこの驚くべき快挙にメデイアがピーンこない。 3月23、24日、アイルランド首都ダブリンの南10kmの競馬場で開催された。今年のシニア女子ロング・レースでは、常連のエチオピア勢のワミ、ツル、ドルチェらの不在で、ちょっと寂しい感じもしなかったわけではないが、特に足元が軟弱なこのレースに日本人は体力、脚力不足で弱点だ。 日本ジュニア女子チームが、今まで団体で10年連続して銅メダルを獲得しているが、この世代の外国選手は日本と比較してまともな練習は少ない。ところが、シニアとなると日本選手は世界のトップ選手に太刀打ちできない。 山中選手は、現中学記録保持者でそのころから将来を約束された逸材が、どうしたわけか高校、筑波大学で鳴かず飛ばず低迷。ダイハツ鈴木監督は大ブレークの要因を「いろんな要素があるが、たまたま環境、私と合ったから」高校、大学でバーンアウト現象を起こしていない。フレッシュでやる気十分と言う。
シニア女子ロング・レースで2位になったデイーナ・ドロシン(29才)は、昨年NYシテイマラソンで2時間26分58秒、アメリカ人で過去10年間ベストタイムを記録した。 恒例の春マラソンが欧米で始まる。パリ、ロンドン、ボストン、ロッテルダムに日本選手が揃って出場する。 |
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